相続したまま、手つかずの山。どこにあるのか、いくらの価値があるのか、誰に相談すればいいのか。—— その最初の一歩を、岩手の林業者5社がワンストップで引き受けます。
The Problem
日本の森林の過半を占める私有林は、その多くを個人や小規模な事業者が所有しています。しかし世代交代が進むなかで、山は「持っているだけの土地」になりつつあります。
相談先が見つからないまま放置された山では、知らないうちに伐られていた、相場より不当に安く買い叩かれた、といったことも起きています。ブローカーの暗躍や誤伐・討伐、伐採したまま植えない「伐りっぱなし」。不透明さが、さらに山への関心を遠ざけていく——そんな循環が続いてきました。
伐採後に植え直されていない土地の割合。「伐りっぱなし」が資源の循環を止めています。
山林素地価格は長期にわたり下落。山が資産として正当に評価されてきませんでした。
出典:日本不動産研究所
その情報にアクセスする方法は限られ、山を必要とする事業者にも届いていません。
What We Do
わたしたちは、山林の情報収集から調査・査定・活用提案・マッチングまでを一貫して引き受けるワンストップサービスをつくっています。所有者の方は、まず「相談する」だけで構いません。
所有されている山林の情報をご登録いただきます。提携する不動産会社・司法書士事務所・金融機関などからも幅広く情報を収集し、GISと連携したデータベースに集約します。
登記簿、公図、森林簿、林地台帳などの資料をもとに現況を確認。境界確定の有無や樹種・材積といった基礎情報を整理し、おおよその価値をお伝えします。
必要に応じて現地確認、毎木調査、ドローンやレーザーによる測量、境界確定を実施。実測データに基づいて山林の状態を可視化します。
森林評価士がDCF法などの評価手法を用いて資産価値を査定。森林施業プランナーが施業計画、森林経営計画の樹立、CO₂クレジット創出など、その山に合った活かし方をご提案します。
施業者、管理者、購入・賃借を希望する企業や個人とおつなぎします。登記や契約の手続きは、提携する司法書士などと連携してサポートします。
山が正しく評価されれば、
所有する意欲も、手を入れる意欲も戻ってくる。
Our Approach
適正な評価があってはじめて、健全な競争と責任ある取引が生まれます。わたしたちが大切にしている5つの考え方です。
「価値があるか知りたい」だけでも構いません。山林の情報をお預かりするところから始めます。
いきなり現地調査ではなく、まず書類ベースの簡易査定で全体像をつかめる段階を用意します。
地番・地積・現況・境界確定の有無・森林簿・樹種・材積などをデータベース化し、判断できる材料に変えます。
林野庁「DCF法による森林評価の考え方とその手順」など、確立された評価手法に基づいて査定します。
森林環境譲与税や新たな森林経営管理制度など、公的な仕組みも踏まえた活用をご提案します。
山を、
「持っているだけの土地」から
「動かせる資産」へ。
Impact
オープンな市場と適正な相場が形成されることで、所有者にも、事業者にも、地域にも変化が生まれます。
Our Team
team FoRÉstimate & FoRÉstate(チーム・フォレ)は、岩手で山林の所有・経営・施業・造林・流通に実際に携わってきた事業者(株式会社やまもり および 岩手県内の林業事業者4社)によるチームです。自ら山を持ち、自ら植え、自ら育ててきた者だからこそ分かる目線で、山の価値を見立てます。
チーム名は、山林を「評価する(Estimate)」ことと「資産(Estate)」として捉え直すこと、そのふたつを森(Forest)に重ねた造語です。
また、森林評価士・森林施業プランナー・林業技士・森林情報士のほか、不動産鑑定士、宅地建物取引士、司法書士、測量・ドローン技術者など、各分野の専門家と連携して取り組みを進めています。
Contact
「どこにあるか分からない」「資料が手元にない」という状態でも大丈夫です。分かる範囲でご記入ください。ご相談は無料です。内容を確認のうえ、担当者よりご連絡します。
フォーム以外でのご連絡も承ります。
E-mail:info@ymori.co
TEL:050-8884-6686